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ハゲタカジャーナルにご用心!

学術論文を書くためには、先行研究レビューが重要だということは、創成課題や卒研の授業でたびたび話しています。

学術論文、学位論文(修士以上)、書籍、各種記事など、引用に使える文献はさまざまありますが、自分の研究の後ろ盾として大きく依存していいのは断然学術論文です。

学術論文とは、査読付きのジャーナル論文のことで、紀要論文は該当しません。

私の研究室では、紀要は引用しないように口を酸っぱくして言っています。

しかし、紀要以外にも引用してはいけない論文があります。

それは、あたかもちゃんとした学術誌を装った、ハゲタカジャーナルに掲載された論文です。

世の中には、ジャーナル論文を出したい研究者を餌食にするハゲタカ出版社が数多く存在しています。

こういう出版社が出しているジャーナルは、掲載料さえ払えば査読なしでいくらでも論文を出版してくれるのです。

つまり、ちゃんとした学術ジャーナルには掲載されるはずもないレベルの、どうしようもない論文が世に出てしまっているというわけです。

自分が今読んでいる論文が、ハゲタカジャーナルのものかどうか、見極めるのは容易ではありませんが、米国コロラド大学デンバー校図書館のJeffrey Beall氏が、ハゲタカ出版社とハゲタカジャーナルのリスト(通称ビールズ・リスト)を公開しています。

こちらを参考に、ハゲタカジャーナルに引っかからないようにしてください。


さらに、ハゲタカカンファレンスというのも存在します。

お金だけ取ってカンファレンスが行われない、完全詐欺な場合もありますが、何となくそれっぽいイベントを行う業者もあります。

皆さん気を付けましょうね。


#ハゲタカ学会 #フェイクジャーナル




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