2020年10月18日(日)、本年度の日本マーケティング学会カンファレンスが開催されました。コロナ禍のため、今年はオンラインで実施。森川研からは4年生の小澤天斗君と安田滉規君がポスター発表に登場しました。
日本マーケティング学会のカンファレンスは2012年から毎年行われていますが、オンライン開催はもちろん今年が初めて。
オーラル発表であれば、授業のようにZoomを使ってリアルタイムの形で行われるんだろうな、ということは容易に想像がつきますが、ポスター発表の場合はオンラインでどのように行われるのか全くわかりませんでした。
ポスター発表の審査に通過した小澤君と安田君、そして共同報告者である卒研の演習講師、森家先生も同じだったと思います。
特に小澤君と安田君は不安だったでしょう。
結果的に、ポスター発表はまず最初に各自1分で発表の概要をZoomでプレゼンし、その後はDropboxにアップロードしたポスタースライドに来場者がチャット形式で質問やコメントを書き、発表者がそれに答えるという形で行われました。
小澤君と安田君にとっては、最初の1分プレゼンが一番緊張したイベントだったと思います。
今回、小澤君は「教育関連サービスに対する保護者の消費行動分析 ― 購買関与度で異なる情報源の重要性 ―」、安田君は「スマートフォン決済普及のための顧客志向マーケティング」というタイトルで発表を行いました。
先に1分プレゼンに登場したのは安田君です。
見ている私の方がソワソワしましたが、本人は落ち着いたもの。
実務家や大学教員など、既に実績のある方々の中で、実に堂々たるプレゼンでした。
しかも、直前に発表するはずだった人が欠席されていたため、安田君は急に登壇することになったのですが、慌てることなく臨機応変に対応していたのも良かったと思います。
そして安田君の発表から約10分後に小澤君が登場。
小澤君も、緊張気味ながらしっかり発表内容を伝えていました。
二人とも1分プレゼンを時間通り1分以内に収めていたのも素晴らしかったです。
学会デビューおめでとうございます!
本来は、1分プレゼンの後、直接お客さんにプレゼンする機会があるのですが、今年はオンラインだったために実現しませんでした。
今回のような形式だと、こちらから声を掛けてお客さんを呼び止めることもできませんし、なかなか大勢の方とお話する(チャットする)チャンスが持てなかったのが心残りです。
でも、ポスター発表に選ばれて、学会に参加したということ自体が、2人にとっては良い経験になったと思います。
今の3年生も、是非来年、マーケティングカンファレンスに挑戦してくださいね。
何はともあれ、小澤君、安田君、お疲れ様でした!!
#マーケティングカンファレンス
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