先日、長年一緒にお仕事をさせてもらって来た方からご招待され、ある新作アニメ映画を見てました。
タイトルは、
皆さんご存知、『ルパン三世』の人気キャラクター峰不二子を主役としてフィーチャーした、サスペンスあり、スリルあり、アクションありの中編アニメーション作品です。
監督・演出は『REDLINE』(2010年公開)で、全く新しい映像スタイルを確立し、国内外のアニメ映画ファンを熱狂させた小池健監督。
今回の『峰不二子の嘘』は、小池監督が『REDLINE』の後に手掛けた『次元大介の墓標』(2014)、『血煙の石川五右衛門』(2017)に続き、『ルパン三世』の名サブキャラをメインに据えた『LUPIN THE IIIRD』シリーズの第三弾です。
峰不二子と言えば、お色気キャラを連想する人もいるかも知れませんが、小池監督の描く不二子は、痺れるほどに美しく、カッコイイ。
今作では脇役として登場するルパンや次元もそうですが、馴染みのあるテレビアニメシリーズ版や長編映画版と比較して、よりモンキー・パンチ先生が描く原作のキャラクターに近い気がします。
作品から匂い立つ世界観も同様です。
とにかく“Cool”なのです。
ご存知の通り、原作者のモンキー・パンチ先生は、本年4月11日に逝去されました。
ご存命中に本作をご覧になられていれば、とても喜ばれたのではないかと思います。
本作は、5月31日(金)より新宿バルト9ほか限定劇場にて公開されます。
まだ小池監督版ルパンを見たことがない人は、是非新しいルパン映画の可能性を目撃してください。
前作を見たことがある人は、今回の不二子の話も相当イイですよ、とだけ言っておきます。
尚、不二子の声は沢城みゆきさんが、妖しく、セクシーに演じています。
ルパンと次元は、もちろんお馴染みの栗田貫一さんと小林清志さん。
個人的にはルパンより次元派の私。今作の次元も素敵でした!!
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