学会が行われるハダーズフィールドに向かうため、ホテルをチェックアウトした後、長距離列車が発着するユーストンという駅に行きました。
ユーストンはキングスクロスの隣の駅で、近いので(駅間が短い)、スーツケースを転がしつつてくてくと歩きましたよ。
そして辿り着いたユーストン駅、月曜日だというのに大混在!
コロナ共存政策を取るイギリスでは、人々が何の気兼ねもなく大移動している、と思わずにいられませんでした。
もちろんみんなノーマスクです。
ふと気が付いたのですが、マスクをしているのはお年寄りか外国からの旅行者みたいです。
私は旅行者なのでマスク着用(注:歳を取っているからではありません)。
イギリスの長距離列車には初めて乗ります。
以前、修士の卒業式のためにウェールズ地方に行ったり、ビートルズの故郷リヴァプールを訪ねたりしましたが、その時は費用節約のため、コーチと呼ばれる長距離バスを使いました。
ですから、あまり勝手がわかっていなかったのですが、イギリスの列車ってどこのプラットフォームから発車するか、出発の10分前くらいにならないとわからないんですね。
せっかく早めに駅に着いていても、どこに行ったらいいかわからない。
しかも私が乗る予定だった列車は準備が遅れ、プラットフォームがわかったのは出発5分前でした。そうなるとどういうことが起こるかと言うと、乗客が一斉にプラットフォームに向かって大移動するんです。
みんな焦っているから、足を踏まれたりキャリーバッグをぶち当てられたりします。
何とか列車に乗ってからも、車内の通路が驚くほど狭い(人がギリギリすれ違えるくらい)ので、結構大変です。
密にもなりますしね(みんなマスクしていないのに!)。
バスはバスで時間がかかって相当大変なのですが、列車は列車で大変だな、と実感した次第です。
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