卒研が始まって2カ月。
卒研室配属からカウントすると、早や10カ月が経つわけですが、森川研の学生たちの交流はなかなか進展していない模様。
先日、有志が集まって飲み会を開いたようですが、4年生にとっては就職活動で忙しい時期でもあり、人数的には芳しくなかったとのことでした。
森川研は立ち上がったばかりで、先輩がいないことも大きいかも知れません。
飲み会や交流イベントの伝統のようなものがないですからね。
でも、だからこそ、自分たちで伝統を作って欲しいのですが、なかなかこちらが思うようにはいかないものですね。
ただ、ひとつ声を大にして言いたいのは、学生時代のゼミ仲間と仲良くしていると、これからの社会人生活が全く変わってくる、ということです。
社会に出ると、常日頃関わりを持つのは、会社の同僚や先輩、後輩、取引先相手など、仕事がらみの人だらけ。
はっきり言って、なかなか腹を割って話せる相手ではありません。
今のゼミ仲間や友人たちにだって腹を割って話せる相手なんてほとんどいない、と言うかも知れませんが、学生時代の友人とは、何だかんだ言って関係がフラットなのです。
若い頃の一時期を共に過ごしたというだけで、仕事上で関わりを持った相手とは全く違う存在として残って行くのです。
仕事で出会った人のことは忘れていきますが、学生時代のゼミ仲間のことは、名前は忘れたとしても、少なくとも存在は覚えていて、ずっと「大学時代のゼミ仲間」として、お互いのの中に残って行きます。
そして、ゼミ仲間たちは揃って歳を取り、社会の中でそれなりのポジションに就くようになって、今後仕事をしていくうえで強力な味方になったり、場合によっては転職先を紹介してくれるようになったりするわけです。
大学時代の仲間の結びつきって、本当にすごいわけです。
だから今、この出会いを大切にしておくべきなのです。
気に食わない人や、合わないと思う人も、ひょっとするとゼミ内にいるかも知れません。
でも、せめてお互いに相手を知ろうとする姿勢を持ちましょうよ。
大人同士なんですから、ゼミ仲間とくらい積極的にコミュニケーションを取ってください。
なかなか一堂に揃う機会がないのはわかっています。
だからこそ、飲み会などのチャンスは逃さないようにしてください。
ゼミ内の交流を深めるということは、あなたの未来のキャリアの可能性を広げることにもなります。
本当ですよ、これ。
今しかできないことですからね。
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